函館スプリントS のメモ

今週日曜の函館スプリントSの過去6年分のレースのデータを見て気になった事を列挙します。



人気馬が負けるパターン

・その年のG1馬。 ショウナンカンプサニングデール高松宮杯勝ったあと出走して負けている。短距離馬は消耗が激しいから、G1勝ったらその時が一番のピークと見て大体間違いは無い。

・前走条件級 連対なし

・函館初 また札幌の実績はあまりあてにならない(札幌開催のスプリントレースはレベルが低い。05年のプレシャスカフェがこれ。)

・差しの人気馬は信頼性が低い

・牡馬は斤量が57kgを超えると信頼性が低下する(サニングデールが58kg背負って負けている)。 牝馬は56kgで連対例があるがまあ軽い方がいいとは思う。



穴パターン

・函館で勝っている馬。ただし芝1200mオープン以上が望ましい。 ゴールデンロドリゴ

・函館初

・差し馬。ただし2着まで。

・軽量の逃げ馬



傾向

・逃げ先行有利だが1頭は差し馬が台頭する。逃げ先行が全滅したのはショウナンカンプが1枠入って無理やり逃げてずぶずぶになった02年だけ。

・脚質は 逃→差→先 または 先→差→逃 のパターンが多い。

・函館実績は芝1200mオープン以上のレース以外は見なくていい。条件級の函館実績で穴人気になっている馬を買うくらいなら函館初めてでも洋芝が向きそうな穴馬を買ったほうが期待値は高いと思う。

↑04年に3番人気で5着に負けたウインラディウスがこれ。函館2勝馬だったが芝1500mと1800mでともに1000万下だった。

・前6年で4角3番手以内の馬が5勝。4角後方にいて勝ったのはショウナンカンプが逃げ潰れてサニングデールが差した02年だけ。人気馬が逃げて先行馬がそれを追っかける展開にならないと差し、追い込み勢は届かない。

牝馬は15頭出走して4勝(過去6年)。しかも牡馬サニングデールが勝った02年は牝馬の出走なし。

・牡馬の斤量56〜57kg [1-6-3-45] (過去6年)

・ダート勝ってりゃ洋芝向きかというとそういうもんでもないらしい。



シーイズトウショウを強調するデータばっかり並んでしまったが、私的にはシーイズトウショウは56kg背負うとしんどいんじゃないかなと思っている(ビリーヴが56kgで勝った年は、出走メンバーが楽だった)

重馬場の福島芝1200mを勝っているダイワパッションと、母父がGreen Desertフサイチホクトセイあたりが気になっています。あとはシンボリグランの2着付け、シーイズトウショウ3着付けあたりかなー、枠順見ないと何とも言えないけど。

差し馬で届きそうなのはマイネルアルビオンぐらいだなあ。母父ダンサーズイメージだしうっかり洋芝が合ったりしないかしら。シルクロードSも7番人気で連対してるし第2のゴールデンロドリゴになりそうな雰囲気はある。なっちゃまずいか(笑) 田端到